悪用報告あり2026年10月29日(木)

旧版Synology DSMを狙うランサムウェア、更新前にNASの状態を確認

外部からアクセスできるNASは、バックアップと復旧にも影響します。まずファイルの暗号化や侵害の兆候を確認してください。

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Synologyは2026年10月29日、旧版DSMへのランサムウェア攻撃を公表し、2024年12月に修正済みの脆弱性と勧告SA-24:20を案内しました。この攻撃に使われたCVEは明示していません。一方、360は自社で扱ったC3RB3Rのサンプルについて、SA-26:13のCVE-2026-13639とCVE-2026-13684を侵入経路とみています。両者の観測対象は異なり、すべての被害で同じ経路が使われたとは判断できません。

SynologyはSA-26:13の両CVEをCVSS v3.1で9.8と評価しています。ログイン処理とSCGIに関わる欠陥で、遠隔からのファイル操作やサービス停止につながる可能性があります。機種とDSM系列を両勧告で確認してください。例えばDSM 7.2.2の最低修正版は、SA-24:20では7.2.2-72806-1、SA-26:13では7.2.2-72806-9です。機種に適用できる最新のセキュリティ更新を選びます。

攻撃の流れ攻撃がサービスに届く経路
  1. 01

    脆弱なNASに接続

    旧版DSMの管理入口が到達可能な場合、機器が攻撃対象になり得ます。

  2. 02

    ファイルへのアクセス

    実際の侵入経路は事案と構成によって異なります。

  3. 03

    復旧にも影響

    同じ認証情報でバックアップを書き換えられると、業務データと復旧用のコピーがともに被害を受けるおそれがあります。

対応の手順:外部との境界から内部システムまで

対応の流れ対応フロー
  1. 01

    公開機器を棚卸し

    NAS、バージョン、リモート接続、管理者、連携するバックアップを確認します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    公開機器を棚卸し

    NAS、バージョン、リモート接続、管理者、連携するバックアップを確認します。

  2. 02

    更新して公開範囲を絞る

    侵害の兆候がなければ、管理アクセスを制限し、機種と系列に適した更新を適用します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    更新して公開範囲を絞る

    侵害の兆候がなければ、管理アクセスを制限し、機種と系列に適した更新を適用します。

  3. 03

    隔離して証拠を保全

    暗号化や侵害の疑いがあれば、対応担当者と連携して機器を隔離します。再起動、更新、再構築の判断前に証拠を保全します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    隔離して証拠を保全

    暗号化や侵害の疑いがあれば、対応担当者と連携して機器を隔離します。再起動、更新、再構築の判断前に証拠を保全します。

  4. 04

    信頼できるコピーから復旧

    独立した認証情報で保護されたバックアップを調べ、復元を検証します。DSMを更新してもファイルの暗号化は解除されません。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    信頼できるコピーから復旧

    独立した認証情報で保護されたバックアップを調べ、復元を検証します。DSMを更新してもファイルの暗号化は解除されません。

防御の構成多層防御

NASの管理、認証、バックアップの境界

許可された業務通信のみを通し、各層で防御を行います。

  1. 01

    公開機器を棚卸し

    NASの管理、認証、バックアップの境界

    対策を検証NAS、バージョン、リモート接続、管理者、連携するバックアップを確認します。

  2. 02

    更新して公開範囲を絞る

    NASの管理、認証、バックアップの境界

    対策を検証侵害の兆候がなければ、管理アクセスを制限し、機種と系列に適した更新を適用します。

  3. 03

    隔離して証拠を保全

    NASの管理、認証、バックアップの境界

    対策を検証暗号化や侵害の疑いがあれば、対応担当者と連携して機器を隔離します。再起動、更新、再構築の判断前に証拠を保全します。

各層のログと通信データを集約し、監視と対応に活用します。

  1. 信頼できるコピーから復旧独立した認証情報で保護されたバックアップを調べ、復元を検証します。DSMを更新してもファイルの暗号化は解除されません。

テストと検証

承認を得て資産の探索、脆弱性スキャン、侵入・APIテスト、攻撃シミュレーションを行い、変更後に再テストして監視結果を実際の動作と照合します。 本番アカウントで独立した復旧用コピーを書き換えられないことも確認します。

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情報源と関連資料

更新日:2026/10/29。製品のサポート状況と修正情報は、ベンダーの最新案内をご確認ください。