AIリスク2026年10月22日(木)

⑤ HermesとOpenClawを使った政府機関への攻撃、APIと認証を見直す

調査では、公開APIからアカウントとシングルサインオンを経由し、内部サービスとデータに至る経路が示されました。

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本文

Dream Research Labsは8月12日、7月にHermesとOpenClawを用いた攻撃の調査結果を公表しました。いずれもエージェント用のフレームワークで、基盤となるモデル名は明らかにされていません。台湾の資通安全署は8月13日、人間の操作とAIエージェントを組み合わせた攻撃だったと確認し、予備・テスト環境なども点検するよう呼びかけました。

Dreamは、エネルギー、原子力の安全、関連事業者にも探索範囲が広がったと報告しました。一方、アップロードされたWebシェルへのアクセスはForms Authenticationで遮断されるなど、後続の動作を防いだ対策も確認されています。

攻撃の流れ攻撃の流れ
  1. 01

    公開入口を調べる

    フロントエンド、ログイン、APIの機能を調べます。

  2. 02

    利用可能なIDを得る

    弱いパスワード、認可不備のあるAPI、JWT検証の不備を利用します。

  3. 03

    内部サービスへ進む

    シングルサインオンで他のアプリにアクセスし、データの照会や持ち出しを試みます。

対応の手順:外部との境界から内部システムまで

対応の流れ対応フロー
  1. 01

    入口を棚卸し

    本番、テスト、予備、コンテナ、委託先の環境を対象にします。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    入口を棚卸し

    本番、テスト、予備、コンテナ、委託先の環境を対象にします。

  2. 02

    APIと認証を検証

    未認証と低権限のアカウントでテストし、JWTの署名、発行者、受信者、有効期限を確認します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    APIと認証を検証

    未認証と低権限のアカウントでテストし、JWTの署名、発行者、受信者、有効期限を確認します。

  3. 03

    SSO後の権限を絞る

    サービスごとにロールとデータの権限を検証し、不審なアカウントとセッションを無効化します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    SSO後の権限を絞る

    サービスごとにロールとデータの権限を検証し、不審なアカウントとセッションを無効化します。

  4. 04

    IDとデータのログを照合

    APIとSSOのログをデータアクセスまで追跡し、影響を調べてから復旧します。

    対応策を見る関連情報 1件

    TWISA会員企業の対策

    IDとデータのログを照合

    APIとSSOのログをデータアクセスまで追跡し、影響を調べてから復旧します。

防御の構成多層防御

公開・予備システム、API、認証基盤、機密データ

許可された業務通信のみを通し、各層で防御を行います。

  1. 01

    入口を棚卸し

    公開・予備システム、API、認証基盤、機密データ

    対策を検証本番、テスト、予備、コンテナ、委託先の環境を対象にします。

  2. 02

    APIと認証を検証

    公開・予備システム、API、認証基盤、機密データ

    対策を検証未認証と低権限のアカウントでテストし、JWTの署名、発行者、受信者、有効期限を確認します。

  3. 03

    SSO後の権限を絞る

    公開・予備システム、API、認証基盤、機密データ

    対策を検証サービスごとにロールとデータの権限を検証し、不審なアカウントとセッションを無効化します。

各層のログと通信データを集約し、監視と対応に活用します。

  1. IDとデータのログを照合APIとSSOのログをデータアクセスまで追跡し、影響を調べてから復旧します。

TWISA会員のソリューション

CIXでの議論につなげる

今後のCIXでは、公開APIからSSOまでの経路を題材に脅威モデリングを検討できます。予備やテスト環境の一例を持ち寄り、ログイン後も各サービスでどの権限制御が機能するかを確認できます。

情報源と関連資料

更新日:2026/10/25。